リサイクル通信、ご担当者様の活用方法~本社と工場のご担当者の声~ | 企業のサステナビリティ経営・自治体の町づくりに役立つ情報が満載

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インタビュー

住友ゴム工業株式会社 本社 安全環境管理部 課長 大槻 正美 様リサイクル通信、ご担当者様の活用方法
~本社と工場のご担当者の声~
初心者向け

AMITAのリサイクル通信(FAX通信)は、2012年10月に100号を迎えました。今回は、今後さらに良いFAX通信をお届けしていくため、住友ゴム工業株式会社 本社 安全環境管理部 課長 大槻 正美 様と、金属製品メーカー工場の環境ご担当者様にそれぞれお話をうかがいました。本社と拠点の環境ご担当者様はどのようにFAX通信を活用されているのでしょうか。

「新しい再資源化の方法を今後も教えてほしい」

住友ゴム工業株式会社 本社 安全環境管理部 課長 大槻正美様

―大槻様はどのような業務をご担当されていますか?。

大槻氏:廃棄物管理からCO2削減、排水削減、有機溶剤の削減等々、幅広くグループの環境管理に携わっています。海外工場も担当の範囲です。

―いつ頃からFAX通信を読まれていますか?

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大槻氏:本格的に読み始めたのは前任者から引継ぎを受けた2012年9月からですが、それまでも回覧を受けて読んでいました。1枚に簡潔にまとめられていて読みやすく、大変参考になっています。

―御社はエコ・ファースト企業(※注)でもありますが、環境のリーディングカンパニーにとってFAX通信の内容は基礎的すぎませんか?

大槻氏:基礎的な情報は重要であると認識しています。最新の情報や、法規制の改正情報などが分かりやすくまとめられていて、特にQ&Aは参考になり、毎回楽しみにしています。私自身この部署の仕事に就く前は環境を専門にしてきたわけではないため、非常に役立っています。

注:エコ・ファースト企業...環境省が実施している制度で、企業の環境保全に関する業界のトップランナーとしての取組を促進していくため、企業が環境大臣に対し、地球温暖化対策、廃棄物・リサイクル対策等、自らの環境保全に関する取り組みを約束する制度です。

参照URL: http://www.env.go.jp/guide/info/eco-first/index.html

―今後アミタやFAX通信に求めるものは何ですか?

大槻氏:現在、当社は産業廃棄物の完全ゼロエミッション(100%再資源化)を達成していますが、新商品の開発や量産化の際、今の技術で再資源化できない廃棄物が出てくることが考えられます。今後、これらの再資源化についての相談や情報提供をお願いしたいと思っています。

回覧しやすく、社内教育にも活用しています!

金属製品メーカー・工場の環境ご担当者様の声

―どのような業務をご担当されていますか?

ご担当者様:本社でのISO14001の認証取得後会社としての環境方針に基づき、各工場ISO担当者が中心に、またそれぞれの部門の担当者が、省エネ推進なら工務課、廃棄物なら総務課といったように、各工場で環境に携わっています。私は総務課担当者として廃棄物管理に携わっています。

―いつ頃からFAX通信を読まれていらっしゃいますか?

ご担当者様:2006年にアミタさんが来訪されてからなので、6年ほどです。FAX通信は勉強になるし、とても役立っています。前任者からの引継ぎの際に、「ぜひ読むように」と言われました。同じ部署のISO14001担当者にもいつも回覧しています。社内教育にも活用しており、FAX通信の内容を自社の具体例に応用して、活用しています。

―内容としてはどのようなものがお役にたっていますか?

ご担当者様:全部ですが、特に法律関係や現地確認の方法です。私どもはものつくりのプロですので、技術に強い社員は工場には多いのですが、事務、特に法律の専門家ではありません。私も製造工程関係から異動してきたので、処理委託契約書やマニフェストの法定記載事項等には悩まされました。

また、産業廃棄物の業界はパートナー選定を間違えると法律違反に巻き込まれる危険性があるので、現地確認が重要になってきます。

―FAX通信の電子化を望む声がございます。どう思われますか?

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ご担当者様:工場の社員は基本的にはデスクワークでないため、1人1台パソコンがありません。私も現場を回っていることが多く、メールだとなかなか読めません。でもFAX通信だと手元に持っておけば隙間の時間で読むことも可能になるため、とても便利です。また、メールマガジンと違って、1枚にまとまっているのがとても良いと思います。回覧もしやすいですし。

―今後アミタとFAX通信に望むことはなんですか?

ご担当者様:Q&Aをもっと増やしていただきたいです。また、再資源化の方法の紹介は他業界の事例でも役に立ちます。設備メンテナンスの時等、スポットで発生する廃棄物の再資源化に応用できる可能性があるからです。

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皆様いかがだったでしょうか?本社の方も工場の方もそれぞれの活用方法があるようです。業務改善、教育資料、コンプライアンスチェックにFAX通信をよろしくお願いいたします。

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