インタビュー
各社の環境・CSRご担当者様東日本大震災から3ヶ月、対応にあたった担当者が得た教訓とは?
2011/06/07 更新
アミタ株式会社では、東日本大震災の対応にあたられた環境・CSRご担当者様に対して、この3ヶ月間で得た教訓についてお伺いするアンケートを実施しています。 以下、回答くださった方の「声」をご紹介します。 皆様の声はまだまだ募集中ですので、よろしければ、ぜひ末尾のフォームからご投稿ください。
震災直後の対応について
まずは、震災直後の安否確認等の業務にあたられた方の反省です。
- 「被災状況、安否確認が迅速に把握できなかった」(小売チェーン 環境部門 東京都)
- 「当社は工場と営業拠点が被災したのですが、そこの従業員の安否確認が難しかった」(食品メーカー CSR部門 東京都)
と、離れた拠点との連絡そのものが難しかったという声がありました。 また、
- 「緊急連絡網の整備、訓練、電話有線回線の契約、会社での水・食料・寝具の備蓄(が重要である)」(薬品メーカー 総務部門 東京都)
- 「社の防災マニュアルの整備と訓練を行う必要がある」(機械メーカー CSR部門 神奈川県)
- 「防災グッズを揃えるだけで、本社は、それ以外の支店や工場に運用を指示していなかった」(薬品メーカー CSR部門 東京都)
等、用意しておく設備や物品が明らかになったり、モノの用意だけでなく、「運用」の重要性を指摘する声がありました。
廃棄物の処理・管理について
廃棄物については、以下のような声がありました。
- 「今回の震災に限らず、取引先に何か起きたときに廃棄物の処分先が確保できなくなると、操業に影響がでることを改めて認識しました。リスク回避のため複数取引が必要であると思いました」(部品メーカー 管理部門 山梨県)
- 「通常発生しない廃棄物が発生したため、処理業者を探すのに苦労した」(素材メーカー 環境部門 神奈川県)
廃棄物の処理がストップしたことで、生産に影響が出たケースもあったようです。アミタも、いざというときにお力になれるように、お客様との関係を強く持っていたいと思います。 最後に、重かったのは
- 「トップの理解がCSR推進には非常に重要」(システム会社 CSR部門 東京都)
という声。非常時にこそ、トップの理解があるかどうかによって、違いが出てくるということでしょうか。 この未曾有の大震災で得た教訓は、ぜひ記録に残し、今後の防災対策に活かしていきたいものです。
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