Q&A
初心者でも分かるCSRサイトのチェックポイントを教えてください。
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まずは 現状分析から開始して、サイト全体のルールを確認してください。
現状分析から
自社サイト をチェックする場合は、まず、サイトの現状分析をする ことをお勧めしています。CSRのご担当者とお話をしていて非常に 驚くのは、自社サイトのアクセス数や人気のあるコンテンツをあまりよく知らない方が多いことです。現状を知ることで、自分たちが伝えたいユーザーに、 しっかりとメッセージが届いているかがわかります。確かに「アクセス解析」と聞くと、少々難しく感じるかもしれません。しかし、訪問者のアクセスを細かく分析できることは、Webサイトの特長でもあるため、これを利用しない手はありません。 下記ポイントだけでもまずは押さえておいてください。
★サイトのアクセス解析ツールのチェックポイント★
- どこから(どのサイトから)CSRサイトに流入しているのか?
- 検索エンジンからの場合、どのようなキーワードでサイトにたどり着いているのか?
- サイトのどのページがよく見られているのか?
- 閲覧者は、どのデバイスでサイトを確認しているのか?
(ユーザーの利用している端末は、パソコンかスマートフォンか?)
※注意点
アクセス解析ツールは、グーグルなどが無料で提供しています。実装はさほど難しくありませんが、情報システム部などに相談してみてください。CSRサイト(ページ/コンテンツ)部分のみを分析することが可能です。
サイト全体のルール確認
現状分析の時点で、伝えたいコンテンツ(ページ)へのアクセスが充分にある場合、敢えてサイトを大きくいじる必要はありません。 見てほしいページへのアクセスが少ない、というような改善点が見えてきた場合に見直していくとよいと思います。見直し方としては、細部を気にするのではなく、全体のルールから見直すことをお勧めします。 というのも、どうしても日頃からサイトを見ているCSR担当者は、個別のページについてこだわりがちです。しかし、そのようなページが、たまたまサイトを訪れたユーザーにとっては分かりづらいことがあります。ページを分かりづらいと感じたユーザーは、お目当てのページに行きつく前に離脱してしまいます。そのようなことを避けるためも、訪問者の気持ちになって、サイト全体で一定のルールが守られているかを確認しましょう。
★サイト全体ルールのチェックポイント★
①サイト全体が共通のルールでレイアウトされているか
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②文字の文字フォント種類や大きさは適切か?
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③サイトで利用する色味が統一されているか?
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いかがでしたでしょうか?まずは、現状を知り、その上でサイト全体を俯瞰しながらチェックしてもらえたらと思います。
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執筆者プロフィール
江田 健二(えだ けんじ)氏
RAUL株式会社
代表取締役社長
慶応大学経済学部卒業。アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア株式会社)に入社。エネルギー/化学産業本部(リソースグループ)に所属し、電力会社のCRMプロジェクト/大手化学メーカーのSCMプロジェクト等に参画。2003年に独立後、アクセンチュアで経験したITコンサルティング/エネルギー業界の知識を活かし【IT技術を活用し環境問題の解決に取り組む】ことをミッションとするRAUL株式会社(環境ビジネスコンサルティング会社)を設立。HPの環境認証サービス【グリーンサイトライセンス】など企業が気軽に取組めるサービスを開発・提供している。
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