Q&A
煩雑な廃棄物置き場の5Sは何から始めたらいい?
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初めに「保管容器」と「置き場のレイアウト」の見直しをおすすめします。置き場の整理は、これ以上やることがないと思っても、検討してみると効率化できるケースがあります。そこで、今回は置き場改善のアイデアについてご紹介します。
容器の工夫
廃棄物を保管する容器といえば、フレコン、コンテナ、ドラム缶、一斗缶、ビニール袋、段ボール等、通常、市販されているものを購入・リースをするのが一般的です。しかし、実際は、量や性状、置き場面積、移動手段などの制約条件を考え「若干不便だけど、なんとか運用できるから。」という理由で現在の容器を使っている方も多いのではないでしょうか。
その場合は、既存のものを"加工"することで作業を効率化できないか、検討してみてはいかがでしょうか。例えば、以下のように市販のものに少し手を加えるだけで、まったく異なる性状の廃棄物を保管できる容器に変わります。今まで一斗缶やドラム缶で保管していた廃棄物も長く自社で保管ができるようになり、排出の頻度を少なくすることで、コストダウンをすることができます。
レイアウトの変更
容器が変われば保管できる場所も変わりますので、置き場のレイアウトを改めて検討するとよいでしょう。例えば、袋を段ボールに入れて倉庫に保管していた廃棄物を、蓋の開け閉めができる1m3の容器に変更できれば、屋外でも保管ができるようになります。それにより、今まで廃棄物の保管で使用していた倉庫が別の用途に使えます。
また、4tコンテナ等に雑多に入れていた廃棄物の一部を別の容器に分別し、排出場所の近くに容器を置くことができれば、排出場所から保管場所までの横もちの距離が減り、作業の効率化にもつながります。
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