Q&A
少量の廃棄物やリサイクルに向かない成分が多く含まれる廃棄物をリサイクルする方法としては、どのようなものがありますか?
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少量の廃棄物や、リサイクルに向かない成分(阻害成分)が多く含まれる廃棄物は、多くの場合、焼却・埋め立てに回っていると思います。こうした廃棄物はゼロエミッション達成の障害になることも多く、課題に感じておられるご担当者様も多いと思いますが、逆転の発想でリサイクルが可能になることがあります。
調合という廃棄物処理方法
分別や分離の逆、つまり混合調整(調合)によるリサイクルです。調合とは、言葉の通り「混ぜ合わせて成分を調整する」ことです。もちろん混合した際の反応などは事前に分析を実施して安全性を確保します。(右図はクリックすると拡大します。)
最終的な状態で成分がユーザー規格内で収まっていれば良いので、それぞれの廃棄物に含まれる成分が把握できていれば、少量の廃棄物でも阻害成分が多い廃棄物でも調合を行うことで使用可能とすることができます。
自社の工場では、廃棄物として排出されているものが、他業界では原料として、または添加剤として購入している事例は数多くあります。そういったお客様同士をつなぎ、有価物化に向けた分別方法のアドバイスや、実現に向けたお手伝い等もアミタでは行っています。
是非、ご相談ください。廃掃法、再資源化等、アミタグループのサービスに関するお問い合わせはこちら
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アミタグループの関連サービス
【小口回収サービス】
排出事業者様からのご要望で、アミタ株式会社の関東地方で開始した本サービス。年間で数ドラムしか発生しない少量の廃棄物でも、100%再資源化(マテリアルリサイクル)をお約束し、帰り便・相積みを利用することによって収集運搬コストを最小限に抑えました。
【置き場整理サービス】
少量の廃棄物が雑多に混ざっている「置き場」を改善する本サービス。容器の選定から、レイアウトの検討まで排出事業者様のご相談にお応えします。
さらに、発生品の特性に基づいた適切な分別とリサイクル・有価物ルート提案により、コスト低減を支援します。
一緒に利用するとさらに効果的
アミタ株式会社の「置き場整理サービス」と合わせて「小口回収サービス」をご利用いただく機会が多くなっています。少量の廃棄物が雑多に混ざっている「置き場の整理」と「リサイクル・有価物化」の両立をお考えの環境ご担当者様はぜひ一度お問合せください。
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- なぜESG経営への移行が求められているの?
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