コラム
エイズ孤児支援NGO・PLAS|門田さんの新コラムスタート!企業とNGOの連携のためのガイドラインとは?
こんにちは。今回よりコラムを担当することとなりました特定非営利活動法人エイズ孤児支援NGO・PLASの門田瑠衣子です。私のコラムでは、私自身がアフリカでの支援活動の中で出会ったアフリカの子どもたちや人々について、そして地球規模の課題解決を目指して企業と非営利組織がどのように連携、協力をしていく事ができるかについて、私たちの取り組みや事例を交えながら考えていきたいと思います。
今回は、自己紹介を兼ねて、なぜ私がこの問題に取り組むのかをご紹介いたします。
■本コラム一覧
- 門田さんの新コラムスタート!
- 企業とNGOの連携のためのガイドラインとは?【第1回】
- 企業とNGOの連携のためのガイドラインとは?【第2回】
活動の原点は一人で実施した中学3年間の校則改訂運動
私の原点は14歳のときの経験にあります。中学校でたくさんの校則に縛られて、中学3年間、一人で校則改定運動をやりました。そして、おかしいと思ったことを放置しない生き方を自分はしたいと思いました。そんな私が、21歳の時、どうしても、これはおかしいと思ったのが、途上国の子どもたちの状況でした。私が食べているもの、着ているものを、子どもたちが学校にも行かせてもらえず、作っているかも知れない。それを知った時、いてもたってもいられなくなりました。それから私はボランティアを始めました。
ケニアで出会ったエイズ孤児に影響され今の活動を本格化
そして、ケニアで出会ったのが、エイズ孤児でした。親を亡くし一人ぼっちになった子どもは、それだけでも困難な状況なのに「エイズ」で親を亡くしたと差別されたり、貧困から学校にも行けず食事もままならない...そんな状況を目の当たりにし、この問題を放置してはいけない、と強く感じました。学生で人脈も、お金も、経験も何もない...。あるのは、情熱だけ。でも、何かやりたい。そんな思いで団体を立ち上げ、今の活動を始めました。
現在は、ケニアとウガンダで、エイズ孤児の教育支援やエイズ予防教育の提供を行っています。これまでの8年半の活動の中で、みえてきたアフリカ支援の現状についてお伝えしつつ、企業と非営利組織の連携や協力の在り方について考えていきたいと思います。
執筆者プロフィール
門田 瑠衣子(もんだ るいこ)氏
特定非営利活動法人エイズ孤児支援NGO・PLAS 代表理事
1981年熊本県生まれ。2006年、武蔵野女子大学人間関係学部卒。明治学院大学大学院国際学修士課程修了。フィリピンの孤児院や国際協力NGOでのボランティアを経験し2005年、大学院在学中にケニア共和国で現地NGOでボランティア活動に参加。それをきっかけに、2005年にエイズ孤児支援NGO・PLASの立ち上げに携わり、同団体事務局長を経て、現在代表理事を務める。現在は、海外事業及び国内のキャンペーン事業、ファンドレイジングなどを中心に活躍中。2012年、NGOと企業の連携推進ネットワーク運営委員サブリーダーを務め、NGOと企業連携に関する講演等を行う。2013年7月に長男を出産。育児と仕事の両立に奮闘中!
※「企業のみなさまへ」のホームページ
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