コラム
『eco検定アワード』受賞企業から学ぶ!(その1)-【株式会社ディノス】 社内のエコで、復興支援 eco検定応援キャンペーン!!
2006年の開始以来、社員への環境教育の取り組みとして定着しつつある『eco検定』。しかし、eco検定の名前は知っていても「実際にどのような問題が出るのか」ご存知ない方や「会社や社員にとってどのようなメリットがあるのか」疑問に思っている方も多いはずです。
そこで『おしえて!アミタさん』では、7月の第12回検定試験に向けて、eco検定の受験を検討されている方やeco検定を利用した環境教育を推進しているご担当者様を応援するため、eco検定の過去の問題と『eco検定アワード』を受賞した企業の取り組みを紹介します。
更に、過去問題に答えてご応募いただいた方の中から抽選で25名様に「公式テキスト」と「過去・模擬問題集」が当たるeco検定応援キャンペーンを開催します。
「公式テキスト」と「過去・模擬問題集」が当たる!
eco検定応援キャンペーン(1)
過去問題 1 (第10回eco検定より出題)
東日本大震災により電力の供給が落ち込んでおり、最大使用電力を抑えるためにも節電が求められている。7月~9月の平日、1日の中では[ ]ごろに家庭を含む全体の電力需要がもっとも大きくなる。 【選択肢】
(1) 9-12時
(2) 13-16時
(3) 17―20時
問題の答えが分かった方は、ぜひeco検定応援キャンペーンにご応募ください。
お申込フォームは、この記事の最後にございます。
※キャンペーン期間:2012年4月25日(水)~5月25日(金)
『eco検定アワード』受賞企業から学ぶ!(その1)
【株式会社ディノス】 ~社内のエコで、復興支援!~
「eco検定アワード」はeco検定合格者の中で、積極的に環境活動に取り組む人/団体を称え、その活動内容を広く周知するために2008年から実施している顕彰事業です。2011年に大賞を受賞した株式会社ディノスは、通販カタログ『ディノスリビング』やテレビショッピングで知られる通信販売会社。
以前から社内で実施してきたエコ活動を、震災以降は復興支援につなげて全員参加で取り組んでいます。また、従業員の「エコ&復興支援」意識の高まりが、環境に関する新たな商品・サービス開発につながり、環境と経済を両立させる活動として高い評価を受けています。
節電分を復興支援のために寄付―「OFF寄付」活動
同社では「パソコンモニターOFF」「不要照明OFF」「OA機器の節電モード活用」等を呼びかけ、毎年着実に電気使用量削減を達成してきました。震災以降は、若手社員の提案で始まった、節電分を復興支援のため寄付する「OFF寄付」活動を全社的に展開。
中野坂上本社オフィスでは、2011年4~9月において光熱費を対前年比26.3%削減し、大きな実績を上げました。従来のエコ活動に復興支援の思いを加えることで、従業員のモチベーションがさらに高まり効果を上げたと言えます。
社内で楽しく!エコ&復興支援イベント
「エコ&復興支援」のもう一つの取り組みとして、チャリティバザーやチャリティかき氷販売会といった社内イベントを開催。バザーでは、従業員の不用品を持ち寄り販売し、売り上げを津波遺児支援のために寄付しました。
チャリティかき氷販売会は、28度設定のオフィスで、かき氷を食べて暑さを乗り切ろう!と企画されたイベントで、経営陣もシロップやトッピングのスポンサーとして参加。ユニークな試みは社内でのコミュニケーションを活発にし、業界紙でも紹介されました。売上は再生可能エネルギーの普及啓発活動を行なうNPO団体へ寄付されました。
従業員の環境に対する意識向上が、エコ関連商品の企画へと発展
社外に向けた取り組みとしては、自社媒体を通じて"お客様と一緒に取り組むエコ活動"を進めています。エコクイズに5問全問正解すると"割引クーポンプレゼント&そのクーポン利用で環境団体の寄付にもなる"キャンペーンを展開、好評を得ました。ほかにも「節電特集」や「eco検定特集」を開催する等、自社の特性を活かした環境啓蒙活動を行っています。
また、従業員の「エコ&復興支援」意識の高まりにより「森を育てる匠の家具」「太陽光発電システム」「省エネ・節電アイテム」といったエコ関連商品の特集が組まれる等、本業でのエコ活動の取り組みへと発展しています。
エコ活動と復興支援を組み合わせることで、従業員が主体的に活動する空気が醸成され、それが本業での「エコ関連商品企画」につながるといった循環を生み出している同社。エコへの取り組みが社内に好影響をもたらす事例として、ぜひ参考になさってください。
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