コラム
eco検定過去問題(26~30) eco検定応援キャンペーン!!
2011/10/26 更新
eco検定 過去問題にチャレンジ!
「日刊おしえて!アミタさん」では、eco検定の過去問題と回答(解説付)を一部掲載します。
ぜひ、会社内で共有して事業所・部門など、チームの「環境力」を磨いてください。
目指せ、エコピープル!(→ その他の過去問題にもチャレンジ)
協力:東京商工会議所
次の語句に関連する記述として最も適切な文章を、文章群から1つ選びなさい。
「環境会計」
【文章群】
- 1)事業活動における環境保全のためのコストとその活動により得られた効果を認識し、可能な限り定量的に測定し伝達するしくみ。
- 2)汚染物質の排出許容量を総枠として設定し、個々の汚染主体ごとに一定量を排出できる権利を割り当て、市場においてその取引を行う制度。
- 3)環境問題への対処に関する費用は、市場の価格メカニズムの外で発生する外部費用としてとらえられるが、この社会的費用を市場価格に反映させ、市場メカニズムを通じて効果的に対処する手法。
- 4)製品本来の価格に預かり金を上乗せして販売し、消費され不要になった製品などが所定の回収システムに返却される時に、預かり金が返却される制度。
- 【正解は?】
- 正解・・・「1」
1)環境会計
2)排出量取引
3)外部不経済を発生させない経済的手法
4)デポジット制度
次の文章の [ ] にあてはまる最も適切な語句を、語群の中から1つ選びなさい。
企業にとっての [ a ] とは、株主、従業員、顧客、コミュニティなど、企業および企業の活動に何らかの影響を与えたり、影響を受けたりする主体をいう。
【語群】
- 1)サプライチェーン
- 2)プロシューマー
- 3)ステークホルダー
- 4)グリーンネットワーク
- 【正解は?】
- 正解・・・「3」(ステークホルダー)
1)サプライチェーン:マーケッティングの用語で、製品・サービスを消費者に提供する製造業者の観点から見て、製品設計、原料調達、製造、流通、最終の小売販売までの過程に含まれる企業の集合体のこと。
2)プロシューマー:生産者(Producer)と消費者(Consumer)を合わせた造語で、アルビン・トフラーが「第三の波」で提示した。
3)ステークホルダー:企業・行政・NPO等の利害と行動に直接的・間接的な利害関係を有する者。利害関係者ともいう。
4)グリーン(購入)ネットワーク:グリーン購入の促進と情報提供を目的に設立された組織。
次の文章が説明している語句として適当な語句を、語群の中から1つ選びなさい。
白熱電球に比べて長寿命で消費電流が少なくエネルギー効率が高い照明として、交通信号機や自動車のヘッドランプなどに採用されており、低価格化の実現によって一般家庭用ランプとしても販売されている。
【語群】
- 1)ハロゲンランプ
- 2)白熱電球形蛍光灯
- 3)LEDランプ
- 4)有機ELランプ
- 【正解は?】
- 正解・・・「3」(LEDランプ)
LED(発光ダイオード)は、電気を流すと発光する性質をもつ半導体の総称で、蛍光灯や白熱電球とは違う原理で発光する。
次の文章の [ ] にあてはまる最も適切な語句を、語群の中から1つ選びなさい。
プランクトンの死骸などが低温・高圧の環境で堆積してでてきた [ b ] は「燃える氷」ともいわれ、日本近海に広く分布しており、石油など従来の化石燃料に代わる新たなエネルギー源として期待される。
【語群】
- 1)メチルパラチオン
- 2)四エチル鉛
- 3)メタンハイドレード
- 4)バイオエタノール
- 【正解は?】
- 正解・・・「3」(メタンハイドレード)
凍土地帯、極地から赤道までの海底などに世界的に広く分布しており、埋蔵量は石油・石炭・天然ガスの約2倍と推測されている。
「CSR」に関する次の文章群の中で、内容が最も不適切なものを1つだけ選びなさい。
【文章群】
- 1)CSRとはCorporate Social Responsibility の略で日本語では一般的に企業の社会的責任と言われているが、これには、社会、環境、労働、人権、品質、コンプライアンス、情報セキュリティ、リスクマネジメントなど多岐にわたるテーマが含まれている。
- 2)CSRの取り組みの中心となるキーワードは、持続可能性(Sustainability)であり、企業には、経済面、環境面、社会面の3つに配慮するトリプルボトムラインの考え方にもとづいてバランスのとれた取り組みをすることが求められている。
- 3)江戸時代に存在した、売り手よし、買い手よし、世間よしの「三方よし」も、CSRの思想であるといえる。
- 4)CSRに関する第三者認証として、企業を対象に限定したISO26000の規格検討が進んでいる。
- 【正解は?】
- 正解・・・「4」
1)正しい。コンプライアンスは法令遵守という意味であるが、今日では単に法令を守ればよいというのではなく、企業倫理としての姿勢も問われている。
2)正しい。ステークホルダーとのかかわり、バランス感覚が求められる。
3)正しい。江戸時代の近江商人の経営理念とされている。
4)不適切。ISOでは、会社に限定せずに組織の社会的責任(SR)の規格として、ISO26000の検討が進んでいる。第三者認証を目的とせず、ガイドラインとなる予定である。
関連情報
おすすめ情報
ESG経営に関する情報をお探しの方必見
お役立ち資料・セミナーアーカイブ一覧
- なぜESG経営への移行が求められているの?
- サーキュラーエコノミーの成功事例が知りたい
- 脱炭素移行における戦略策定時のポイントは?
- アミタのサービスを詳しく知りたい
そのようなお悩みありませんか?
アミタでは、上記のようなお悩みを解決するダウンロード
資料やセミナー動画をご用意しております。
是非、ご覧ください。