コラム
eco検定過去問題（6～10） 
eco検定応援キャンペーン!!
2011/09/28 更新
eco検定 過去問題にチャレンジ！
「日刊おしえて！アミタさん」では、eco検定の過去問題と回答（解説付）を一部掲載します。
ぜひ、会社内で共有して事業所・部門など、チームの「環境力」を磨いてください。
目指せ、エコピープル！（→ その他の過去問題にもチャレンジ）
協力：東京商工会議所
次の文章の [ ] にあてはまる最も適切な語句を、語群から１つ選びなさい。
排水中の汚染物質を取り除くため、バクテリアの生物化学的な作用を使用した [ a ] は、都市の下水処理や有機性汚濁物質を含んだ産業排水処理などに広く利用されている。
【語群】
- 1）吸着処理法
- 2）活性汚泥法
- 3）凝集沈殿法
- 4）生物膜法
- 【正解は？】
- 正解・・・「2」（活性汚泥法）
1）吸着処理法：生物学的方法や物理学的方法でも分離できないような微量の溶存有機物を、活性炭などを利用して吸着・除去する方法。
2）活性汚泥法：1910年代に下水処理を目的として開発され、汚水処理槽に活性汚泥を添加し、酸素の供給を行うことにより、有機汚泥物質を二酸化炭素、水、および微生物体として分離・除去する方法。
3）凝集沈殿法：汚水中の微小粒子を薬品（凝集剤）により凝集させ、微小粒子を集合させて沈殿・分離する方法。
4）生物膜法：支持体に微生物を付着・生育させた生物膜を用いて、汚濁物質を分離・除去する方法。
次の語句に関連する記述として最も適切な文章を、文章群から1つ選びなさい。
「ゼロエミッション」
【文章群】
- 1）1世紀以上にわたって増加の一途をたどってきた世界の石油生産量が、いつかピークを迎え、下り坂に転ずること。
- 2）破壊した生態系と同等のものを別の場所に復元し、全体の生物多様性の損失をゼロにすること。
- 3）工場やビルの省エネルギーに必要な技術・設備・人材・資金などを包括的に提供して、省エネルギー効果を保証するとともに、顧客の省エネルギーメリットの一部を報酬として享受する事業のこと。
- 4）経済社会から排出される廃棄物や副産物を資源として活用する仕組みを構築して、廃棄物を生み出さないシステムをめざすこと。
- 【正解は？】
- 正解・・・「4」
1）オイル・ピークと呼ばれる。
2）生物多様性保全活動で、ノー・ネット・ロスといわれる考え方。
3）ESCO事業のこと。
4）企業は生産の過程で出る廃棄物を徹底的に分別し、リサイクルすることで、工場の廃棄物を限りなく「ゼロ」にしていく運動として取り組んでいる。
次の文章の [ ] にあてはまる最も適切な語句を、語群の中から1つ選びなさい。
日本はエネルギー資源が乏しく、石油・石炭などの化石燃料はほぼ全量が海外から輸入されており、2006年の日本のエネルギー自給率は水力・廃棄物・地熱・太陽光などによる約 [ b ] ％である。
【語群】
- 1）15
- 2）8
- 3）4
- 4）1
- 【正解は？】
- 正解・・・「3」（4）
生活や経済活動に必要な一次エネルギーのうち、自国内で確保できる比率をエネルギー自給率という。
次の語句に関連する記述として最も適切な文章を、文章群から1つ選びなさい。
「エコサイクル・マイレージ」
【文章群】
- 1）リサイクルにより、どれだけ省資源に協力できたかを「CO2削減」の観点から計算し、数値化して、ポイントとして貯めていくことができるもの。
- 2）自転車用の走行距離計を取り付け、同じ距離を自動車でガソリンなどを燃やして移動した場合と比べての「CO2削減」や「カロリー消費」の差を計算し、数値化するもの。
- 3）通常の日常生活で、どの程度の負荷を地球環境に与えているのか、エネルギー消費をCO2の重さに換算して計算するもの。
- 4）国内総生産を天然資源等の投入量で割った指標のこと。
- 【正解は？】
- 正解・・・「2」
2）エコサイクル・マイレージのホームページに書きこむことで、自動車と比較した場合の数値を算出することができる。
3）環境家計簿
4）資源生産性
次の文章の [ ] にあてはまる最も適切な語句を、語群の中から1つ選びなさい。
かつて深刻な社会問題となった [ c ] などの産業公害型の大気汚染は、法規制や技術的対策が効果をあげて改善されてきている。
【語群】
- 1）黄砂
- 2）光化学オキシダント
- 3）アスベスト
- 4）硫黄酸化物
- 【正解は？】
- 正解 ・・・ 「4」（硫黄酸化物）
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