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ウッタラーカンド州クマオーン地方の村落
小学校で理数科教員をしていた時、国際環境NGOアースウォッチの途上国の森林調査に参加して、森林の植生や生態系、人為的影響を調べる機会を得ました。先進国にいる自分たちは途上国の資源を大いに利用していますが、日常生活でそれを実感する機会は少なく、現地での管理や利用についての情報は不明瞭である場合が多いようです。また地球環境へ配慮した行動を子どもたちと考えた時、その答えが本当に地球環境保全に役立っているのかという点でも疑問が残りました。そんな経験から、途上国の森林資源に関わる研究をしたいという思いを抱き、今の自分の研究に至っています。
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現在、大学生と高校生の息子がいる母親です。大学を卒業後は、株式会社ユーキャンで8年、株式会社小学館プロダクションで3年仕事をしたのち、東京都の小学校の教員になりました。花王株式会社のCSR活動で行われている「花王・教員フェローシップ」の参加により、地球環境の劣化を目の当たりにしたことを契機に、環境教育の可能性を模索中。現在は東京大学大学院の新領域創成科学研究科で博士課程の学生となり、研究活動を行っています。